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私は絶対許さない!
性犯罪を受けた被害者による手記を元にした映画が公開されます。
目を背けたくなる様な真実を、語りたく無い事実を私たちは、どう受け止めるのか?
映画や『私は絶対許さない』の実話のあらすじを調べてみました。
私は絶対許さないの公開日は?

性犯罪被害者のトラウマを描いた映画『私は絶対許さない』は、インドのイノダ国際映画祭で審査員特別賞を獲得しました。
『私は絶対許さない』の公開日は
2018年4月7日(土)東京・テアトル新宿
4月14日(土)名古屋・シネマスコーレ
4月下旬より大阪・第七藝術劇場ほか全国順次ロードショー※R18+指定
撮影は、高間賢治さん

監督の強い希望で、全篇POV撮影された作品です。
※POV撮影とは、カメラの視線と登場人物の視線を一致させるカメラワークで、よりリアリティな映像となる。
右手にカメラ、左手を彼女の背中に当てての撮影は、一心同体となり手や足がほんの少ししか映らない、そんな場合でも彼女たちの真剣さは変わらない。それが絶対、カメラに乗り移っていると思う。
撮影方法にも、かなりこだわった作品で機材もミラーレスの一眼レフカメラを購入。
手持ち撮影の安定を図る工夫、又窓に全身を映して見るシーンでは、コートにiphone7を隠しての撮影だったと言われてました。
何故、その撮影方にこだわったのか?
あらすじを見ていきたいと思います。
私は絶対許さないの本(実話)のあらすじ内容をネタバレ

主人公の主観で描かれる世界を、POV撮影でよりリアルに映し出されていく『私は絶対許さない』
その、あらすじを見ていきたいと思います。
【私は絶対許さない あらすじ】
東北で、2時間に1本しか電車も来ない田舎での事だった。
土地を持ちながらも、貧しい農家に生まれた葉子は、地味で真面目な中学生
ある時、無人駅で電車をまっていた所に突然
男たちに殴られ、拉致された。
その中の1人の自宅へ連れていかれ、朝まで暴力を振るわれレイプされた葉子は、朝方ようやく男たちの隙をみて逃げ出した
しかし、彼女を待っていたのは無断外泊を責める父親からの暴力と母親からの無視
そして同級生からの嘲笑…
それ以来、平静を装いながら5人の男に復讐する事だけを考える様になった。
「弱さを見せて、付け込まれる方がもっと嫌だ。」
葉子は男の家に鞄を置いて来た事を思い出した…そして大胆にも、その鞄を取り返しに行ったのだ
そこで、犯人の義父である早田という男が、葉子に援助交際を申し出たのだ
葉子は、早田の申し出を受け入れた
彼女のセリフは「私を守ってくれますか?」だった。
金と引き換えに体の関係を持つ様になった。
接触障害と自傷癖を繰り返し、早田から貰った金を元に、高校を卒業すると同時に地元を飛び出し、東京で暮らし始めた。
葉子は上京してすぐにした事…それは、美容整形だった。
そして風俗で働き、そこで知り合った20歳も歳の離れた男と結婚するが、愛に満ちた幸せとは程遠いものだった。
「私は自分に無関心な両親に育てられた事もあり、人を愛すと言う事が分からない。夫に感謝はしていますが、愛しているかと問われても分かりません。」
葉子は、子供の頃から夢だった看護師の資格を取り看護師となった。
そして、現在SM嬢と看護師の両立をしている。勿論、夫にはSM嬢である事は内緒だ
「レイプされた女性は”何でもない”と思い込んだり、人間不振に陥ったり、自分の様に性を仕事にする人もいます。」
そんな彼女たちに
「忘れろと言うのでは無く、つまらない事に囚われて立ち止まるな!相手を許さないまま自分の道を突き進め!何が何でも生き残り誰よりも幸せになれ!それが復讐だ。」
と伝えたい…自分は周りにバレて噂になりましたが、誰にも知られなくても心の中で苦しんでいる人もいるはず,,,
私みたいな女が居ると知ってもらえば、少しでも楽になれるのでは無いかと思うんです。
15歳の自分に、この様に言ってくれる人が1人でも居たら、その後の生き方は違ったかも知れない。だから、私が誰かの為になれたらと思うんです。
と語った。
これが、『私は絶対許さない』の本の実話の話です。
映画の結末は、自立の為に幼い頃から夢見た看護師になる決意をし、資格を取得する…。
となっているので、本とは少し違う結末かも知れません。
私は絶対許さないのキャストは

私は絶対許さないのキャストをみたいと思います!
幸村葉子役
《平塚千瑛》
生年月日/1986年8月6日
出身地/山形県
血液型/B型
タレント・モデル・グラビアアイドル
2012年「ミス・ユニバース・ジャパン」でセミファイナリストに選ばれる。
『相棒』『絶狼-ZERO–DRAGONBLOOD-』
などに出演
学生の頃の葉子役
《西川可奈子》
生年月日/1985年11月5日
出身地/大阪
身長/163cm
血液型/A型
『西郷どん』金鶴役など
《隆大介》
本名/張明男
生年月日/1957年2月14日
国籍/韓国
出身地/東京都
『影武者』『峠の群像』など代表作がある。
黒田官兵衛でも注目を集めたが、泥酔し暴力事件により逮捕となった。事件以来、初の映画出演となる。
葉子の夫役に
《佐野史郎》
生年月日/1955年3月4日
出身地/山梨県山梨市
身長/176cm
血液型/B型
職業/俳優・映画監督・ミュージシャン
『ずっとあなたが好きだった』『たたら侍』など出演した映画、ドラマは数多く、個性的な役も多い
《美保純》
生年月日/1960年8月4日
出身地/静岡県
身長/158cm
血液型/A型
『菊次郎とさき』『あまちゃん』など
《友川カズキ》
詩人・歌手・画家・競輪愛好者・エッセイスト・俳優と様々な顔を持つ、表現者。
※役名については、確実に分からない方は記載しておりません。
そして監督は、精神科医の和田秀樹さん。
この、性犯罪の被害者の告白に衝撃を受けて、どうしても映画化したかったと言う監督のコメントをみたいと思います。
和田秀樹監督とは…何故映画に?
精神科医である和田秀樹監督とは?
プロフィールを簡単に紹介したいと思います。
《和田秀樹監督のプロフィールは》
1960年生まれ。
大阪府出身の受験アドバイザー、評論家、精神科医、教育思想家、臨床心理士、国際医療福祉大学大学院教授、映画監督、小説家、管理栄養士
藤田敏八監督の「赤い鳥逃げた?」に衝撃を受け熱狂的な映画ファンになる
映画製作費を稼ぐ手段として医者を志し、東大理Ⅲに進学、東京大学医学部医学科を卒業
精神科医としては、老年精神医学,精神分析学,集団精神療法学が専門である。
カールメニンガー精神医学校の国際フェロー
監督としては、他にも『受験のシンデレラ』『わたしの人生我が命のタンゴ』などがある
監督のコメントから、今回の映画への想いが分かります。
アメリカ留学でトラウマ理論を勉強して来たが、トラウマがいかに人間をかえるかと言う事に、衝撃を何度も受けた。
雪村さんの原作は、もっとも衝撃を受けた作品だったと言われています。
レイプトラウマや周囲の反応が、単にPTSDの様な直接的な後遺症以上に、時間の連続性を断ち切り、人格を変えてしまうと言う原作のテーマを、精神科医として、どれだけ表現できるか分かりませんが、最高レベルのスタッフ、ベテラン俳優陣と共に、国際的に通用する作品になればと願っています。
精神科医である、和田秀樹監督が自らメガホンを取った映画『私は絶対許さない』を
多くの人が、性犯罪について考えるキッカケとなればと願われての公開となります。
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私は絶対許さないの公開日は?の最後に
私は絶対許さないの映画、原作について調べさせて頂きました。
10代の少女が受けるには、残酷過ぎる内容に心が凍りつく思いで読ませて頂きました。
被害を受けた方へのメッセージだけでは無く、自分には無関係とは言えない、しかしどうして良いのか分からないと思う人へのメッセージにもなると思いました。
この様な事件が、無くなる事を祈るばかりです。
最後まで読んで頂き、有難うございます!
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